1993年のBOONを23年ぶりに開いてみた
2017/02/16

ストリートファッション誌月刊BOON(ブーン)
今日は「家をごそごそシリーズ」として、23年前のストリートファッション誌月刊BOON(ブーン)をご紹介します。
1986年創刊、2008年休刊までの22年間ストリートファッション誌を牽引してきた雑誌で、40歳前後のおじさん達には、懐かしいと思う方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか(笑
学生時代はインターネットがなかったため、スニーカー情報を得る媒体として、とても重宝し、毎月発売日を楽しみにしていた雑誌でした。
捨てられなかったのはジョーダンのタトゥーが原因
整理しようとほぼ全ての号を破棄しましたが、この1993年1月号だけは捨てることができませんでした。理由はジョーダンがタトゥーを入れているという衝撃的な記事が掲載されていたからです。
当時タトゥーというと、現在のようにファッションの一部としての認知はまだまだ低く、私もタトゥー=ワルのイメージがありました、ましてやクリーンなイメージのジョーダンがいれていることに衝撃を受けました。そのため、この号だけは捨てることができず、大切に保管してきました。
ジョーダンの左胸にはΩ(オメガ)のタトゥーが入っているんです。意外に知らない方多いんじゃないでしょうか。
ジョーダン好きな私としては憧れもあったため、いつか同じようにΩのタトゥーを入れてやる!と当時子供染みた考えを持っていました。
実行していたら、今じゃ温泉もプールも行けなくなるので、やらなくて良かったなと思います(笑
4Pに渡るインタビュー記事
4Pに渡るインタビュー記事が掲載されており、その中で来日ついて聞いており、
MJ:「うーん、僕は飛行機のロングフライトが嫌いなんだ。日本までは何時間かかるの?シカゴから約10時間!ちょっと悩むなぁ。でも機会があれば行くよ。日本のファンのためにもね」
と答えています。このインタビューから3年後の1996年初来日を果たすことになる。
さらに、エアジョーダン1が日本では約8万円で売られていることを伝えると。
MJ:「え〜!そんなに高いの?日本は物価が高いって聞くけど驚きだね。でもそれだけプレミアがつくってことは僕の人気が高いってことのバロメーターにもなる。すごくうれしいよ」
と答えています。
今じゃそれ以上の価値がついており、年月が経ち劣化するものに対し、逆に価値が上がっていくものってなかなかないですよね。やっぱりジョーダンってスゴイ!
当時の流行りはバッシュを履くこと
1993年当時はバッシュをストリートで履くことが流行り始めた年。バスケットボールシューズを街で履くことに対して、多少抵抗がありましたが、エア・ジョーダンに関しては、履くことでステータスが向上する、不思議な一足でした。
当時はAIR JORDAN 8が発売する年だったんですね。今見てもアクアカラーはかっこいいー。
バークレーもラインナップ。ゴジラのCMありましたね〜。日本のキャラクターと共演し、とても親近感がある広告でした。
バリスティックフォースも載っています。今じゃ考えられない程のハイカット(笑
ユーイングもありましね〜。さらにその下には、カール・マローンが履いていたLAギア。ドレクスラーが履いていたAVIAなど今となっては、なかなか懐かしいブランド達が掲載されています。本当に懐かしい!!
右下にはクロスオーバードリブルの先駆者ティム・ハーダウェイ!足元には、エア マックスBWのパープル。当時はこれが手に入らずアクアカラーを買うということがありました。
さらには各社のスニーカーに搭載された最新技術を紹介。こういった情報は雑誌からしか得ることができなかったため、とても貴重でした。
日本でもバスケブーム到来
NBA&バッシュブームの影響もあり、日本では深夜のクラブで3on3のイベントなども開催されバスケブーム到来!
クラブにハーフコートを作るって、なかなかすごいことですよね。
資料価値の高い一冊
久々に開いてみましたが、今見てもなかなか楽しい内容で当時を思い出しながら時間を忘れて読んでしまいました。今となってはなかなか貴重な情報も掲載せれており、資料としての価値もありそうです。
その中でスニーカークイズの記事がありましたので、ひとつご紹介させていただきます。
Q:マイケル・ジョーダンが中学時代に女のコにモテないからといって選択した科目は何?
1、体育
2、家庭科
3、美術
さぁ、答えはどれでしょうか。
正解は次回のブログで発表させていただきます。
以上、1993年のBOONを23年ぶりに開いてみたのご紹介でした。
また次回をお楽しみに~。