AIR JORDAN XXX1 “BANNED”
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見た目のインパクトとデザインコンセプトにやられたスニーカー
スニーカー紹介、第21回目はAIR JORDAN XXXl “BANNED”。
初めて見た時のインパクトとその裏にあるデザインコンセプト、集約されたテクノロジーにやられ、是が非でも手に入れたいと思ったスニーカー。
ただ発売日当日はUSJにいたため、対応できるハードは携帯のみと条件の悪い中SNKRS1本に絞り、いざ勝負!
開始時間と同時にマイサイズをカートに入れるが、いつものお待ちください画面。
USJでは妖怪ウォッチ祭りを開催しており、子供のジバニャン探しに振り回されながらも、ちらちら携帯をチェック。
「パパ何やってんのー?」と言われながら、「今大事なお仕事中」と言い騙し騙し対応。まぁ、私にとっては大事なお仕事なので間違ってはいない(笑
30分経過しても相変わらず、お待ちくださいのメッセージ画面。子供にも悪いし充電も少なくなってきているので、そろそろ諦めるかっと思い、ふと携帯を見ると「カートに入ってる!」。子供の行こう行こうを静止しながら、手続きを完了させ、やっとの思いで手に入れた一足であります。
ジョーダン1から31までの流れを一足で表現
エアジョーダン1から31への流れを新旧ロゴと素材を使って表現しています。
内側アンクル部分にはエンボス加工された初期のウイングマークロゴ。
サイドには、エア ジョーダン1で使用したスウッシュロゴを配置。フライウィーブの編み込みでスウッシュを表現することで、シームレスなアッパーを形成しています。
アウトサイドのヒールにはジョーダンブランド設立以降単体で使用しているジャンプマン。
ロゴは大きく刺繍してあり、遠くから見てもエア ジョーダンだとわかるサイズになっています。
1984年10月26日のデビューから現在に至るまでの流れを、各年代のロゴをうまく織り交ぜながら時代の経過を表現。素材でも、最新テクノロジー フライウィーブとレザーを織り交ぜることで、過去から未来を表すかのようなデザインをしています。
フライウィーブとレザーの接合部分は何度見ても不思議な作りをしており、まるでフライウィーブがレザーを侵食しているかのようにも見えます。
スウッシュがヒールにかけてフェードアウトしている部分は、ジョーダンブランド設立の1997年辺りを表現しているのかな?なんて想像しながら見るとまたおもしろいです。
ヒールにはメタリックでXXXlの文字が刻まれています。
BOX内の包み紙には、ウイングロゴとXXXlの文字をプリント。1〜31とも読み取れます。
アウトソールの「BANNED」が人気の秘密
このモデルが他カラーより人気があるのは、やはりアウトソールの「BANNED(禁止)」があるからでしょう。
ジョーダン1デビュー年、黒/赤カラーは当時のNBAルール「ユニフォームの色にそぐわない(白が少ない)」という理由でリーグから注意を受けたが、これを無視し罰金を払いながら履き続けたという、エア ジョーダンという怪物スニーカーを生み出すきっかけとなった出来事を表現しており、他のカラーに比べ今回のデザインコンセプトに1番近く、メッセージ性がより高いためだと考えられます。
デザインコンセプトがここまで目に見えるかたちで表現されたのは、なかなかないですよね。
シュータン裏にも「BANNED(禁止)」の文字がエンボス加工されています。
ミッドソールには黒と赤のグラデーションが施され、BANNEDカラーを表現。ひとつ疑問に思ったのが、つま先からヒールにかけて赤から黒に変化しているのに、何故ヒールでまた赤に戻したんですかね?何か意味があるのでしょうか?
シューレースキャップも黒と赤のグラデーション。細部にもこだわっています。
替えのシューレースは赤色をしています。
1985年当時「エア ジョーダン 1」は叩き売り状態
ちなみに、1985年に発売された「エア ジョーダン 1」は当時、$65(約8,100円、現在価格で約18,000円相当)で販売されていたが、転売屋は$100(約12,500円、現在価格で約27,000円相当)の値段をつけていたため、ナイキはこのような悪事を防ぐため、市場に「エア ジョーダン 1」を大量に流通させ、より多くの人に正規価格で購入してもらうよう努めたが、その反面、在庫が残り、セールでは1足$20(約2,500円)で叩き売りされたという、今では考えられないようなエピソードが残っています。
履き心地は柔らかい
フルレングスズームエアの影響もあり、前回のエア ジョーダン 30に比べると柔らかいです。ここは好みの別れるところで、30の反発力が欲しい方は30の方がいいかと思います。
ラス(ラッセル・ウェストブルック)が現在着用している、31のアッパーに30のアウトソールを付けた、通称エア ジョーダン 30.5が理想的かもしれません。
images via nikenews
アウトソールが変わるととてもシャープに見えますよね。
しかし、まさかエア ジョーダン 30.5が発売されるとは思いませんでした。
ライニング内側に仕込まれた5つのフォームポッドが踵周りを保護し、衝撃を吸収してくれます。適度な硬さもあり気持ちいいです。
さらにインナーと外側レザーの二重構造になっており、外からの衝撃を防ぎます。インナーは厚手のため、安心感があります。
サイズはマイサイズでOK
作りはゆとりがあり、シューレースを締め上げることでフィット感が向上します。私はいくつかのサイズを試してみましたが、サイズダウンしても履けました。ただこれに関しては個々の足形に左右されるため、一概に大丈夫とも言えないため、まずは試着してみることをオススメします。
エア ジョーダンの軌跡を表現したメモリアルな一足
AIR JORDAN XXXl “BANNED”は、まるでエア ジョーダンの軌跡を表現したメモリアルなスニーカーです。
最新テクノロジーより、デザインコンセプトがこのスニーカーの魅力だと思います。
進化と躍進を詰め込んだ一足、みなさんも是非手に取って見てみてください。
以上、AIR JORDAN XXXl “BANNED”のご紹介でした。
また次回をお楽しみに〜。